春の青空の下、濃いブルーの自転車のペダルを軽快にこいでいたのは、ヘルメットをかぶられた悠仁さまだった。
そんなお姿が筑波大学周辺で目撃されたのは4月20日の日曜日。周囲には同級生とおぼしき数人の男子たちが。さらに少し離れて、数人の私服姿の警察官たちも自転車で追走していた――。
悠仁さまが筑波大学生命環境学群生物学類に入学されてから3週間あまり。4月24日には永田恭介学長が筑波大学の定例会見で、悠仁さまのキャンパス内でのご様子について次のように明かした。
「ご学友、お友達なのか、バドミントンをやってみたと聞こえてはいる。(バドミントン)サークルといっても運動部ではなくて、仲間内でやっているような小さい会だと思います」
秋篠宮家にとって大学生活の4年間は特別な意味を持つという。宮内庁関係者はこう語る。
「秋篠宮さまは、かねて親しい知人に『学生時代に結婚相手を見つけないと、結婚は難しいですよ』などと、語られているのです。
’85年に秋篠宮さまは学習院大学文学部に入学したばかりの紀子さまと、構内の書店で出会われています。
大学ご卒業後、24歳のときに結婚されましたが、天皇陛下のご結婚は33歳、黒田清子さんは36歳のときでした。またお二方については“お妃候補”や“お婿さん候補”に関する報道も多数あったのです。そういった経験もあって、“大学時代であればキャンパスで女性との自然な交際もできるが、卒業後であれば、世間からも注目されて、難しくなる”というお考えにいたられたのでしょう」
ご両親からの薫陶もあってか、積極的にキャンパス生活に溶け込もうとされている悠仁さま。冒頭のように、講義のない日曜日にも通学されていたのだ。
「4月には2年生が取り仕切るクラス懇親会などの新入生歓迎イベントが次々に開催されています。
20日には体育館でレクリエーションが催されましたが、悠仁さまも参加されたそうです。新入生の多くは受験のために運動不足になっていますから、久々に体を動かすこともあり、例年かなり盛り上がるのです。新入生同士の距離も縮まります」(筑波大学関係者)
