■資質の片りんは“平和作文”にも
だが依然として保守派の勢いは止まらない。与野党の国会議員や地方議員、一般の参加者含めて700人が集まった「今国会で皇室典範の改正を! 国民大会」が、4月20日、東京都内で開かれていた。
男系男子による皇位継承の堅持を掲げる「皇室の伝統を守る国民の会」が主催したこの集会に、自民党の麻生太郎副総裁が出席し、8人10代いる女性天皇について、
「天皇または皇太子を夫としていたか、生涯独身であったかのいずれであったかという事実を忘れてはならない」
と、あらためて女性天皇の即位に否定的な見解を示したのだ。「愛子天皇」の実現には高いハードルがあるが、議論の趨勢がどのように進もうとも、愛子さまは天皇家が守り抜いてきた価値観をすでに兼ね備えられていると、神道学者で皇室研究家の高森明勅さんは指摘する。
「中学3年生の広島市への修学旅行で感じたことを、『世界の平和を願って』というタイトルの作文に綴られています。そこに見られる“感謝と思いやりの気持ちを大切に”というメッセージは、ご即位までは皇后陛下が、それ以降は天皇陛下がお誕生日の文書や記者会見でおっしゃり続けたことです。まさに天皇陛下の薫陶を受け続けて成長されたことを示していると思います。
天皇ご一家が日常的に大切になさっていることが、愛子さまの内発的なものとなり、ご公務の準備、敬意をもって人々に接する基本となっているのです」
陛下のご学友らの“決起”、そして国民の思い。どのような運命がこれから待ち構えていようとも、愛子さまはご自身の使命を受け入れられるのだろう。
画像ページ >【写真あり】「エレガント」ハーフアップに白い装いの愛子さま(他13枚)
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