皇室内からも“愛子天皇”を望む声…男系強硬派の実兄・麻生太郎氏と真逆スタンスの「重鎮女性皇族」
画像を見る 愛子さまの将来のご即位を望む声も多い(写真:JMPA)

 

■公の場でも愛子さまへの親しみを示される信子さま

 

’80年に寬仁親王と成婚された信子さま。その実兄は寬仁親王とも親しかった麻生氏である。

 

「信子さまは、ごく親しい方たちに、愛子さまが即位される未来への希望を漏らされているそうです。信子さまは愛子さまが幼いころから親愛の念を抱かれていたそうで、そのことが注目されたのは’22年の新年歌会始の儀でした。

 

《成人を姫宮むかへ通学にかよふ車窓の姿まぶしむ》

 

愛子さまが成年をむかえられたことの喜びを信子さまが詠まれたのですが、天皇家とはいえ、他家のお子さまをテーマにされることも異例です。

 

宮内庁による信子さまの歌の解説には《寬仁親王妃信子殿下には、愛子内親王殿下を、ご幼少時より深い敬意と愛情を持って見守ってこられました》などと記載されていました。見守ってきた愛子さまが、女性としても皇族としても成長されていくお姿を見て、“誠実で優しいお人柄の愛子さまに皇室の未来を託したい”というお考えにいたられたのでしょう。

 

公の場でも、信子さまは愛子さまへの親しみを表されていて、今年1月の新年一般参賀や2月の『第100回国風盆栽展』でも、愛子さまに積極的に話しかけられているお姿が印象的でした」(前出・宮内庁関係者)

 

信子さまもごく身近な方にしかお話しされていないように、皇族が皇位継承問題について公に言及されることはほとんどないが、例外もある。愛子さまご誕生後、高松宮宣仁親王妃喜久子さまは『婦人公論』(’02年1月22日号)に寄稿し、次のような文章をつづられていた。

 

《女性の皇族が第百二十七代の天皇さまとして御即位遊ばす場合のあり得ること、それを考えておくのは、長い日本の歴史に鑑みて決して不自然なことではないと存じます》

 

上皇さまは第125代、天皇陛下は第126代であり、“その次は愛子さまが”という“女性天皇容認”表明は、皇族による皇位継承についての言及として、当時大きな反響を呼んだ。

 

そのいっぽうで男系による皇統維持を強く提唱し続けられたのが、信子さまの夫である寬仁親王だった。生前には福祉団体の会報にエッセイを執筆されていて、次のように主張されていたのだ。

 

《天皇を頂点とする皇室が、世界史に類を見ない特徴として、「神話の時代」から、「現在」迄、二六六九年の永きに亘って、万世一系という男系の家系を継承されて来られた事実があります》

 

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