■苦悩の決断を下された雅子さま
前出の皇室担当記者が続ける。
「東京と青森が往復で約1200キロ、東京と鳥取が往復で約1000キロですから、短期間で2000キロ以上を移動されたことになります。北の青森県から西の鳥取県まで、まさに“本州縦断”といえます。
遠く離れた2つの県でのご公務の間隔が、3日しか空いていないことは昨年もありました。しかし今回は両方とも愛子さまお一人のご訪問であり、緊張感も強かったでしょうし、ご準備にもかなり時間をかけられたそうです」
実は東京にいらした14日から16日までは日本赤十字社には出社されなかったという。
「リモートでお仕事をされていた可能性もありますが、おそらく鳥取県ご訪問の準備に時間を費やされていたのでしょう」(前出・皇室担当記者)
数日間とはいえ、ご公務と日赤ご勤務の“二刀流”を封印してまで、連続での単独地方ご公務に全力投球されたのだ。
その真摯なご姿勢について、宮内庁関係者はこう明かす。
「愛子さまは現在の皇室をとりまく状況について、危機感を募らせていらっしゃるようです。高市政権が実現した皇室典範改正には、天皇陛下も危惧されたように、多くの国民が納得できず違和感を抱いています。旧宮家の男系男子の養子縁組を可能にする制度変更が、象徴天皇のありようと相反すると多くの人々が感じたからにほかなりません。
それにより皇室の基盤である『国民からの支持や敬愛』が損なわれる恐れもあります。そうした将来を愛子さまは憂慮されているようです。ご自身が各地に赴き、より多くの国民とふれあうことで、皇室と国民との絆を強めていきたいとお考えなのでしょう」
さらにこの宮内庁関係者は、愛子さまの背中を押すもう一つの理由についても指摘する。
「天皇陛下は10月18~19日に愛知県を訪れ、『愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会』の開会式に臨席されました。しかし雅子さまは、ご体調や秋の過密日程を考慮し、同行されないことが早々に公表されました。
10月下旬には高知県での国民文化祭や秋の園遊会も控えており、雅子さまもご準備が必要です。熟考のうえ、愛知県への同行は断念されたのでしょうが、雅子さまも非常に残念に思われているそうです。愛子さまは、そんなお母さまの分も頑張りたいとお考えになっているのでしょう」
皇室番組を長年手がける放送作家・つげのり子さんはこう話す。
「愛子さまの直前に、天皇皇后両陛下も青森県を訪問されています。雅子さまも愛子さまも、初日は青、2日目は緑のお召し物でいらしたのが印象的でした。青は『青の煌めきあおもり国スポ』のシンボルカラーであり、事前に相談されたのでしょう。強い絆が伝わってきましたが、天皇ご一家はいつもチームワークで支え合っていらっしゃいます。愛子さまも、いくらご多忙であっても、両陛下をお支えしたいという強いお気持ちなのだと思います」
愛子さまによる“中3日”のご奮闘には、ご両親への深い愛情と、皇室と国民の絆を守りたいというご覚悟が秘められていた。
画像ページ >【写真あり】《可愛さが爆発してる》青森ご訪問のレアな“ハーフアップ姿”の愛子さま(他22枚)
