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(写真・神奈川新聞社)

横須賀市の吉田雄人市長は10日の定例会見で、米大統領選で共和党の候補指名獲得を確実にした実業家トランプ氏(69)について、「現場を踏まえない言説が目立ち、論理の飛躍もたくさんある」などと批判した。同市にある米海軍横須賀基地には、米原子力空母ロナルド・レーガンを中核とする空母機動部隊が配備されている。

トランプ氏が米メディアの取材に対し、日本が在日米軍駐留経費の大幅増額に応じない場合は米軍を撤退させる可能性に言及していることに、吉田市長は「海上自衛隊と米軍の連携の深さ、強さといった現状から全く懸け離れた発言」と一蹴した。

その上で「米国、共和党であそこまでエキセントリックな例はなかったと思うし、指名を獲得しようとしている状況には驚かざるを得ない。米国民の良識ある判断を期待している」と述べた。

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