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(写真・神奈川新聞社)

リオデジャネイロ五輪シンクロナイズドスイミング競技(チーム)で銅メダルを獲得した小俣夏乃選手が6日、母校の茅ケ崎市立中島中学校を訪問。声援に感謝しつつ、五輪の様子やメダル獲得の喜びを後輩たちに語った。

 

同市南西部の9自治会などでつくる「湘南地区まちぢから協議会」が報告会として企画。夢を持つことの素晴らしさを子どもたちに実感してもらおうと、小俣選手が卒業した同校と市立柳島小学校、地元コミュニティセンターの3会場で開かれた。

 

中島中での報告会には、生徒と教員約470人が参加。生徒から試合前のルーティンを聞かれた小俣選手は「試合前には胸に手を当てて『大丈夫、できる』と自分に言い聞かせている」と返答。メダルを手にした瞬間については「首に掛けられた瞬間は重いと感じ、これまでの苦労が報われたんだなと思った」と振り返った。

 

その後、美術部の生徒が描いた似顔絵を記念に手渡された小俣選手は驚いた表情を浮かべつつ、「チームで一番の年下で、付いていくので精いっぱいだったが、こうして支えてくれた皆さんがいたからメダルを持ち帰ることができた」と感謝していた。

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