(写真・神奈川新聞社)1912年に英国の豪華客船タイタニック号が沈没した翌月、同国にいた日本人船員が母国の同僚に宛てた絵はがきが見つかった。「氷塊ノ為ニ舩(せん)底を破壊セラレ沈没セル」と生々しく記していた。専門家は「世界一の巨船が沈没するとは信じられないという驚きを、絵はがきという視覚情報を使って身近な人物に伝えたのでは」と注目している。絵はがき収集家の笠原喜保さん(...

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