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(写真・神奈川新聞社)

 

相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」の殺傷事件を受け、同市は市内の障害者施設や高齢者施設、保育所などの防犯対策に重点的に取り組むことを決めた。不審者侵入に備え、通報装置や人感センサーの設置補助費用などとして9740万円を盛り込んだ補正予算案を市議会12月定例会に提案した。

 

対象は市内の障害者支援施設や障害福祉サービス事業所、地域活動支援センター、高齢者施設、保育所、児童相談所など計204カ所。110番に直接つながる非常通報装置や防犯カメラ、カメラ付きインターホン、人感センサーなどの設置を支援する。

 

民間施設は5割から全額を国や市で補助し、障害福祉サービス事業所など市の施設は全額市が負担。市の施設でも児童相談所は国の補助を受けて整備する。

 

加山俊夫市長は「安心して利用してもらうために、できるだけ早く実施したい」と述べ、市民の不安解消と防犯対策の強化に意欲を示した。

 

事件を巡っては、障害者に対する問題発言を繰り返していた容疑者が施設を退職後、警察は周辺のパトロールを強化。津久井やまゆり園は防犯カメラ16台を導入するなどの対策を取っていた。