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(写真・神奈川新聞社)

 

川崎市高津区久地の久地梅林公園で、早咲きの梅の花が見ごろを迎えている。白やピンクの花が咲き、春の香りを漂わせている。

 

辺りは江戸時代から戦前にかけて梅の名所「久地梅林」として、北原白秋ら文人墨客が訪れ、歌に詠んだことで知られる。梅林の一部が2002年に3,800平方メートルの同公園として復活し、白秋の歌碑も建てられた。小さな公園には白加賀や南高、思いのままなど20種約40本が植えられ、往時をしのばせている。

 

高津区道路公園センターは「梅の種類が多く、3月中旬ごろまでぽつぽつと咲き、楽しめるのではないか」と話している。問い合わせは、同センター・電話044(833)1221。

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