(写真・神奈川新聞社)
JR鎌倉駅東口の改札上にツバメの巣が作られ、3羽のひなが成長している。駅は改札の1通路を閉鎖し、「優しく見守って」と呼び掛けている。
相馬孝駅長によると、5月末ごろツバメが飛来し始めた。今月6日、天井近く15メートルほどの高さに巣を確認。間もなく、ひなのふんが真下の改札に落ちるようになった。台座の設置などを検討したが、ふんの量が増えてきたため、12日に改札8通路のうち一つを閉鎖した。
改札に設置した「ツバメ子育て中」の看板を撮影する利用客の姿も。相馬駅長は「子育ては今週末ごろまでではないか。日に日に大きくなった“3きょうだい”が巣立つのは少し寂しい。お客さまには不便を掛けるが、温かく見守ってくれたら」と目を細めた。
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