(写真・神奈川新聞社)
スタークルーズ(香港)の大型客船「スーパースター・ヴァーゴ」(7万5,338トン)が9日、横浜港に初入港した。中国・上海などを巡る7泊8日のクルーズの発着地として、11月26日まで毎週日曜日に寄港する。横浜市中区の横浜港大さん橋国際客船ターミナルでは多彩な歓迎イベントが催され、終日にぎわった。
全長268メートル、全幅32メートル。世界各国の料理が堪能できる複数のレストランやショーラウンジ、屋上プールなどを備え、子ども向け施設も充実している。乗客定員は1,870人、客室数は935室。横浜と大阪を母港に運航し、静岡・清水、鹿児島、上海、大阪、そして横浜を周航する。
大さん橋では初めて、県内の13蔵元がそろって出店し、外国人乗船客向けに大吟醸などを販売。県酒造組合の林茂雄事務局長は「神奈川の日本酒が海外に販路が広がれば」と期待した。
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