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(写真:読者提供/神奈川新聞社)

 

駅にフクロウ!? 小田急線海老名駅(海老名市めぐみ町)構内にフクロウが現れたと、利用客の間やインターネット上でにわかに話題となっている。「本物?」「どこから来たの?」と臆測を呼ぶが、実はハトよけ用の置物。設置した小田急電鉄は「効果は検証中。見守ってもらえれば」としている。

 

同駅改札内でふと天井を見上げると、鳥よけネットの間からこちらを見下ろすフクロウと目が合う。体は茶色く、丸く大きな目をした2羽だ。写真に収めようと、スマートフォン片手に足を止める学生やサラリーマンらの人だかりができることも。「立ち止まると危険です」。夕刻の帰宅ラッシュ時、駅員のアナウンスが響く。

 

ツイッターでは「海老名駅にはフクロウが住み着いてるらしい」「どこから迷い込んだのかな」などと驚きの声が相次ぐ。

 

小田急電鉄によると、フクロウはハトよけの置物(高さ約40センチ)。“騒動”は先週ごろからだが、設置は今年2月。樹脂製の市販品で、名前はない。同駅ではハトのふん被害が問題となっており、担当部署が対策を試行錯誤する中でたどり着いた。眼光鋭く、角度によって目が光る。「ハトよけの効果があるのでは」と期待し、設置した。

 

鳥が大好きという同市の小学6年の女の子(12)は13日、観察のため母親(47)と足を止めた。数日前に発見し、「ふっくらした子。飼われていたのかな」と家族で想像を膨らませていたが、置物と知ると「確かに駅構内ではハトを見ないかも。フクロウ効果だったのかな」。親子2人、笑顔で天井を見上げた。

 

設置から9カ月。小田急電鉄は「撤去予定はなく、静かに見守ってほしい」としている。