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(写真・神奈川新聞)

 

サッカーJ1リーグで悲願の初優勝を飾った「川崎フロンターレ」の今年1年の軌跡を振り返る「2017川崎フロンターレ展」が川崎市中原区等々力の市市民ミュージアムで開かれている。クラブ創設21年でようやくつかんだ初タイトルの「感動をもう一度」と多くのサポーターや市民でにぎわっている。入場無料で、来年1月14日まで。

 

目玉として、優勝時に実際に使った表彰台をフォトスポット(記念撮影台)として展示。拡張現実(AR)のアプリを使ってスマートフォンで撮ると選手と一緒に記念撮影できるようになっている。川崎大師への優勝祈願からパレードまでの1年間の試合やイベントを、オフィシャルカメラマン大堀優さんが撮った写真約200枚も展示。応援歌を歌っている川崎出身の3人組ロックバンドSHISHYAMOの顔幕(高さ6メートル)やギター、優勝パレードのバスに飾られた横断幕などが並ぶ。

 

優勝の証しである優勝シャーレ(銀皿、Jリーグ杯)、小林悠選手(30)のMVPトロフィーの展示や、今年のゴールシーンを集めた映像が見られるプレミアムギャラリーコーナー(2018年度後援会会員限定)もあり、サポーターらが見入っていた。

 

同市高津区の小学3年生の女子(9)は、2歳のころから両親に連れられて等々力陸上競技場で観戦してきたファンで「優勝した試合も見ていたし、パレードも行った。あの時の喜びが思い出され、うれしい」と笑顔。同ミュージアム広報担当者も「例年にも増して人出が多く、まさに優勝効果。売店のグッズも売れています」と話している。参加型の催しも好評で、ゲーフラ(応援の旗)づくり(1月13日、一般2千円)、マスコット撮影会(1月8日、無料)なども今後行われる。

 

12月25、29日〜1月3、9日休館。同展や後援会の詳細は、川崎フロンターレホームページ。

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