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(写真・神奈川新聞)

 

開通前の新東名高速道路を歩こうと24日、「新東名あつぎウォーク」が開かれ、厚木市や付近の約1万人が参加した。同市と新東名厚木南インターチェンジ開通記念事業実行委員会の主催。

 

新東名高速は来年1月28日、相模川の東側で圏央道と接続する海老名南ジャンクション(JCT)から対岸の厚木南インターチェンジ(IC)まで約2キロが県内で初めて開通する。イベントは、開通したら二度と歩けなくなる新東名の道路上を歩く貴重な機会として開催された。

 

地上高約8メートルの高架の路面にしつらえたステージで小林常良市長が「この道路は、地主の皆さんなど多くの人の思いで実現したことを歩いて感じてほしい。生涯で一度の思い出にして」などとあいさつ。午前10時にスタートすると、参加者は約10メートルの上り本線の幅いっぱいになって、海老名南JCT方向へ歩き出した。相模川を渡る地点では、普段は見られない高い視点からの眺望を楽しむなどして、往復約3キロのコースを歩いた。

 

海老名南JCTではいったん地上に降りるようになっており、アユの塩焼きや厚木名物のシロコロホルモンなどの屋台も並んだ。同市の友好都市である秋田県横手市からは大量の雪が運ばれて大きなかまくらが作られ、参加した親子連れらが中に入ったり記念写真を撮ったりして楽しんだ。

 

厚木市飯山から参加した小倉睦子さん(78)は「私も車を運転するが、歩いてみるとカーブの傾斜などを実感できて楽しかった」などと話していた。