(写真・神奈川新聞)
横浜銀行(横浜市西区)は22日から、キャッシュカードの磁気不良を現金自動預払機(ATM)で自動修復するサービスを始める。これまでは修復に最大1週間ほどを要したが、同サービスの所要時間は約10秒。スマートフォンやタブレット端末への接触などで磁気不良が多発する中、利便性が大幅に向上する。
同行に寄せられる顧客からの要望で最も多いのは、カードの磁気不良の問題。複数の端末を持ち歩く例が増える中、磁気不良を中心としたカード差し替えへの対応は年間約6〜7万件に上っていたという。
これまでは、来店してカード再発行の手続きを取る必要があり、クレジット機能付きの場合は郵送で新たなカードを受け取るまで時間がかっていた。同サービスではATM内部で自動修復するため、煩雑な手続きが不要となる。
同行が顧客の要望に対応する「お客さまの声プロジェクト」の一環。担当者は「最も多かった声にようやくお応えできる」と話している。
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