(写真 神奈川新聞)
13日の母の日を前に、県内最大のカーネーションの産地・秦野市で出荷作業がピークを迎えている。同市千村の農家小野孝允さん(72)の温室では赤やピンク、オレンジ色の鮮やかな花々が次々と開花し、収穫に追われている。
「ソメイヨシノ同様、今年は開花が例年より10日ほど早く、相次いで咲き出した」と小野さん。店頭で満開となるように、つぼみが開き始めた段階から収穫している。朝収穫すると、市場を経由し、翌日午後には市内や小田原、平塚などの生花店に並ぶという。
秦野市によると、市内の栽培面積は232アールで出荷量は約255万本。シェアは約33%と県内1位という。
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