(写真・琉球新報社)
沖縄県・東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の建設工事が再開された問題で、建設に反対する市民らに対し、全国各地から支援物資が続々と届いている。市民らがN1地区ゲート前を封鎖するために駐車していた車両やテントが撤去され、資機材が搬入された22日以降、さらに支援物資が増えた。東村高江の「ヘリパッドいらない市民の会」のメンバーは「勇気づけられる。本当にありがたい。今後の闘いに役立てたい」と感謝していた。
支援物資は水などの飲料やカップラーメン、菓子類などさまざまで、段ボール箱に「座り込みテント」宛てで届いたり「住民の会」のメンバーの自宅などに届いたりしている。支援物資には「諦めないで頑張って」などのメッセージが添えられたものもあるという。支援物資が入った段ボールは数十箱にも上る。「住民の会」の伊佐育子さん(50)は「今後の運動の支えになるもので本当にありがたい」と強調した。
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