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(写真・琉球新報社)

 

韓国のテレビ局「KBS(コリアン・ブロードキャスティング・システム)」が23日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前を訪れ、辺野古在住で長年ゲート前に座り込んでいる島袋文子さん(87)をインタビューした。

 

KBSでは来年8月に日本と韓国、中国で戦争を体験した女性の戦争体験談と戦後どのように歩んできたかをまとめたドキュメンタリー番組「戦争と女性」を放送予定。日本では地上戦があった沖縄の女性が取材対象となっている。

 

島袋さんはKBSの取材に「夜、喉の渇きを癒やすため、水たまりの泥水を飲んだが、夜が明けるとそこに亡くなった人がいて、泥水は赤く染まっていたことに初めて気づいた」と当時を振り返った。

 

さらに「沖縄戦では、日本兵が生き延びるために、子どもたちが犠牲になった」とし「軍隊があるから戦争が起きる」とゲート前に座り込み、米軍基地に反対する理由を強調した。

 

KBSのディレクター、アン・サンミーさんは「沖縄戦で多くの人が犠牲になったことは知っていたが、体験者から聞くことで無残な戦争を知ることができた」と話した。