守備練習で軽快な動きを見せる又吉克樹(左から2人目) =1日、北谷公園野球場(写真・琉球新報社)
プロ野球の春季キャンプが1日午前、各地で一斉にスタートした。沖縄県内ではロッテ(石垣市)、楽天(久米島町)、阪神(宜野座村)、中日(北谷町)、DeNA(宜野湾市)、ヤクルト(浦添市)、日本ハム2軍(国頭村)が始動した。詰めかけたファンや報道陣を前に、選手らは3月31日の公式戦開幕に向けて調整を始めた。
昨季、史上初の2年連続トリプルスリーの偉業を達成したヤクルトの山田哲人内野手や本塁打と打点で昨季セ・リーグ2冠王のDeNA筒香嘉智外野手ら人気選手も元気な姿を見せ、球場を訪れた多くのファンらは熱い視線を送った。
昨季セ・リーグ最下位で森繁和新監督の下「原点回帰」を掲げる中日は、北谷公園野球場で午前9時半から同町ドラゴンズ協力会(会長・野国昌春町長)による歓迎式を行った。関係者らの激励の後、チーム練習が始まった。
今季のさらなる活躍が期待される中日の又吉克樹投手やロッテの大嶺祐太投手、弟の大嶺翔太内野手、巨人からDeNAに移籍した平良拳太郎投手ら県出身選手も、軽快な動きで新たなシーズンに向けた一歩を踏み出した。日ハムの高良一輝投手は右足のけがでチームとは別メニューのスタートとなった。
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