沖縄県金武町の米軍キャンプ・ハンセンを一般市民に開放する「ハンセン・フェスティバル2017」が23日、2日間の日程で始まった。在沖米海兵隊の兵器展示のほか、ライフル銃を自由に触れるコーナーもあり兵士が子どもに銃の扱いを説明する場面もあった=写真。
県内の米軍活動を監視している県平和委員会の大久保康裕事務局長は「自衛隊基地内で銃を触らせることが問題になり、最近は全国の米軍基地でも触らせることはなくなっていたが、先週末も横田基地でもあった。展示が再開されたのか。軍隊の美学を宣伝する狙いがあるのではないか」と問題視した。
会場ではコンサートイベントのほか、米海兵隊に配備されている自走式高機動ミサイル砲システム「HIMARS(ハイマース)」や155ミリ榴弾砲なども展示された。
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