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バイオマス発電所建設のため県と土地売買契約を結んだ(左から)イーレックスの阪本敏康事業開発部長、本名均社長、沖縄ガスの我那覇力蔵社長、沖縄ガスニューパワーの湧川直明社長=10日、県庁

 

新電力大手「イーレックス」(東京、本名均社長)の子会社「沖縄うるまニューエナジー」(沖縄県うるま市、本名社長)は10日、うるま市勝連の国際物流拠点産業集積地域の用地売買契約を県と締結したと発表した。

 

バイオマス発電所としては県内最大級となる4万9千キロワット程度を出力できる「中城バイオマス発電所」を建設する。面積は約2万8千平方メートルで完成は2021年3月を予定し、同4月の営業運転開始を目指す。

 

総事業費は200億円超を見込む。電力は沖縄ガス(那覇市、我那覇力蔵社長)との合弁会社「沖縄ガスニューパワー」(那覇市、湧川直明社長)が全量を契約者へ供給する。

 

年間売電量は約33万メガワット時で、一般家庭10万世帯分の年間消費電力に相当する。イーレックスによると、同発電所が供給する発電量は県全体の4%、買い取りなどで集めた分を加えると全体で10%弱に上る。沖縄電力より安い価格で電力を供給する。

 

同日、県庁で記者会見した本名社長は「好調な沖縄経済に産業がもう一つ足りないと3年前から設立を検討してきた。沖縄に新たな産業を創造するきっかけになれば」と県内での事業展開の理由を語った。