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沖縄初出店を計画する松屋フーズが展開する「松のや」の店舗

 

牛丼チェーン「松屋」などを展開する外食大手の松屋フーズ(東京)が、5月に沖縄初出店することが23日までに分かった。グループの第2の柱として拡大を図っている、とんかつ専門店「松のや」を沖縄で展開する。本島中南部を中心としたドミナント(高密度多店舗出店)戦略で、初年度に10店舗程度の出店を検討している。

 

1号店は北谷町の国道58号沿いを計画し、肉や野菜を加工する加工施設を併設する。店舗は24時間営業で、とんかつを中心に定食を低価格で提供する。本島中南部での一定の出店を進めた上で、専用加工場の新設など製造・流通体制も強化していく。

 

松屋フーズ店舗開発部は「沖縄の食の特徴に揚げ物文化があり、当社のとんかつ業態は全国的に出店の勢いがある分野でもある」と説明。沖縄での事業参入について「人口が安定して増えていることに加え、交流人口の多さが魅力だ。アジア展開の上でも便利な場所であり、グループの成長につながる市場だと考えている」と述べた。

 

松屋フーズは1月末現在で全国に「松屋」953店舗、「松のや」142店舗を展開し、牛丼チェーンではすき家、吉野家と並ぶ業界大手の一角を形成している。牛丼市場には飽和感も見られる中で、ロースカツ定食500円などを売りにした「松のや」は急速に店舗を伸ばしており、市場開拓に力を入れている。