ふらっとのんびり、那覇の街歩きはいかがでしょうか?
おススメは新店ラッシュが続く新天地市場本通り。国際通りから第一牧志公設市場をすぎた辺りにあるアーケード商店街です。2018年3月から5月までに、団子屋やエスニック服飾品のセレクトショップなど5店舗以上が続々とオープンしています。
◇可愛くて甘~い「ハブ」をガブッ
戦後すぐから食料品や衣料品店が並び、地元のなじみ客に親しまれてきたこの通りに、新たなスポットとして話題の団子屋「琉球だんござえもん」。
販売している「ハブ大福」が、地元の人や観光客に大人気。小倉あんとクリームが絶妙な大福を蛇のような三角頭に整え、真っ赤なイチゴを舌に見立てた一品です。
「ハブ」という、ちょっと怖~い名前とは裏腹に、その可愛らしい見た目とのギャップがたまりません。購入者が次々と写真共有アプリ「インスタグラム」へ投稿することで、さらに知名度が上がっているそうです。
そして6月上旬には、新商品の販売も!
ハブ大福をキャラクターにした「塩入り御守りストラップ」です。イラストレーターのプリッキー山田さんが手掛けた何とも愛らしいお守りです。
店主の新里俊一さんは「猛毒を持つハブパワーで悪いことや邪気が、もう どくからね(笑)」とにやり。「通りを目指して来てもらえる話題づくりのきっかけになれば嬉しい」と笑顔で話してくれました。
FBページ:(一社)なは市場振興会 https://www.facebook.com/love.naha.7/
◇多国籍な空間でおしゃれ&ゆんたく
平成元年生まれのオーナーがオープンさせた「ALAN EGZOTIK(アランエキゾチック)」は、タイやアフリカなどを中心に約10カ国から厳選したアクセサリーや洋服、雑貨などを取りそろえています。
オーナーの植松亜希子さんは、車で通り過ぎてしまう通りではなく、歩いている人がふらっと立ち寄れる場所にこだわり出店を決めたそうです。店内で、ゆんたく(お話)してもらおうと大きなソファーも用意。早速、おばぁたちの憩いの場として活躍中なのだとか。
夏のおススメは、ポンポンの飾りが付いたタイのカゴバッグや、色鮮やかなアフリカの布を使ったキャミソールやポンチョ。コーディネートに加えてみてはいかがでしょうか。
問い合わせ=(電話)098(800)1908
◇思い出を彩る「貝殻絵画」
貝にオリジナルの絵を描く「貝殻絵画」。小川樹一さん、まりさん夫婦が営むお店です。沖縄の海などから採取した貝に多様なペンを使い、彩色豊かに仕上げています。貝それぞれの形に合わせて描くのが醍醐味なのだとか。
宝貝のあいた部分がシーサーの口になるように工夫したものが人気商品の一つ。沖縄旅行の思い出を背景にカップルや家族の似顔絵を描いた作品は、その人のイメージに合わせて一つ一つ丁寧に制作され、結婚や開店祝いの品として喜ばれています。オーダーした商品は、後日郵送や店頭で受け取りが可能です。
問い合わせ=(電話)090(4454)7656
◇商店街の強~い味方!
動画やホームページ制作、印刷、デザインなどを提供する「ITコンビニネットリンク」。第一牧志公設市場周辺の商店街へ向けたサービスを展開しています。コンビニのように気軽に利用してもらおうと店名を決めたそうです。
個人商店が利用しやすいサービスを中心に、店をオープンさせる際に必要な「名刺・チラシ・案内状・住所印・角印・領収書」がセットになった「開業セット」や飲食店などのメニュー表は、デザインと印刷だけでなく多言語にも対応が可能です。商店街の心強い味方になってくれそうです。
問い合わせ=(電話)098(866)8866
新天地市場本通り会の山城吉明会長は「新しい店舗が増えたことで通りの活気につながっています。新たな意見もどんどん取り入れながら通り会一丸となって盛り上げていきたい」と話してくれました。
~泉崎だより~ 祝!琉球新報・新本社落成
琉球新報社が那覇市泉崎に戻って参りました。
歩いて見つけた素敵なお店や旬な情報をお届けします。
情報提供はコチラ(style@ryukyushimpo.co.jp)まで。