沖縄県の伊江村立西幼稚園・小学校(目取真淳校長)の校門壁や園芸道具でこのほど、金、銀、銅の3色に見えるチョウのさなぎが見つかった。
さなぎの正体は、オレンジ色の羽を持ち、その先端は黒地に白の水玉模様のカバマダラだ。さなぎは校門入り口の花壇に立てかけてあるスコップの柄の部分にくっついており、光の反射で金、銀、銅に見えるのではと話題になっている。
幼稚園児はカバマダラが飛来し、卵を産み付ける瞬間から観察している。幼虫になると飼育ケースに入れ、食事の様子やさなぎになる様子を見てきている。
虫好きな池宮城秀真ちゃんは「チョウが卵を産むのを初めてみた。面白い」と笑顔。登園後すぐに観察を始めた照屋桜翔ちゃんは「羽の形が見えてきたよ」とうれしそうだった。
(橋口美奈通信員)
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