命の重み、4世代紡ぐ 家族6人犠牲の我如古さん 沖縄・慰霊の日
記事投稿日:2018/06/25 15:38 最終更新日:2018/06/25 15:51
沖縄戦で亡くなった父やきょうだい5人が刻まれた平和の礎に手を合わせる我如古盛徳さん(前列右)や家族ら=23日、糸満市摩文仁の平和祈念公園
沖縄戦で家族8人中6人を失った我如古盛徳さん(83)=宜野湾市=は23日、子や孫、ひ孫ら4世代計13人で父やきょうだいの名が刻まれた平和の礎を訪れた。家族で命の重みをかみしめ、非戦の誓いを込め、手を合わせた。戦時中、両親ときょうだい5人で現在の宜野湾市志真志に住んでいた。1945年4月に米軍が本島に上陸し、激しい地上戦が繰り広げられる中、本島中部を転々とし、6月には南部...