1950年代、基地なき辺野古 島袋さん撮影、変わる故郷見つめ
記事投稿日:2019/03/28 12:30 最終更新日:2019/03/28 13:21
キャンプ・シュワブが造成される前に辺野古の浜にあった松の木。左側に見えるのが平島と長島(白黒写真を色付けしたもの)=1950年代、久志村(当時)辺野古(島袋武信さん提供)
かやぶき屋根や米軍キャンプ・シュワブができる前の辺野古崎の松の大木―。アルバムに古い白黒写真が並ぶ。新基地建設に向けて土砂投入が続く名護市辺野古。カメラが好きな島袋武信さん(82)は、20代のころから地元を撮り続けた。今では見られない失われた風景が、写真の中だけでよみがえる。島袋さんは、1950年代から地元の風景を撮影してきた。米軍キャンプ・シュワブが造成される際、測量...