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沖縄発着路線を運航する国内航空6社は19日、ゴールデンウイーク期間(4月26日~5月6日)の予約状況を発表した。6社の合計予約人数は前年同期比19・7%増の59万3516人で、10連休と公休日の数が増えたことで予約数は前年の同期間を約10万人も上回っている。期間中の平均予約率は82・4%と高水準で、特に連休前半の沖縄向け路線はほぼ満席となっていることから、連休を沖縄で過ごす混雑は例年以上と見込まれる。受け入れ側の県内観光業界では「これ以上車を手配できない」(レンタカー業界)など対応に追われている。

 

沖縄路線の予約状況を発表したのは、日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)、日本トランスオーシャン航空(JTA)、琉球エアーコミューター(RAC)、日本エアコミューター(JAC)、スカイマークの6社。このほかにも国際線を結ぶ格安航空会社(LCC)などの路線もあり、連休期間中の輸送人員はさらに増える。

 

JALの予約数は前年同期比26・4%増の11万4923人で、予約率は86・0%と前年より10ポイント以上跳ね上がっている。沖縄向けは4月27日、28日、29日が満席で、5月3日まで9割台の予約となっている。

 

ANAの予約数は同15・7%増の29万6040人で、予約率は82・6%。路線別の予約率は神戸路線の90・3%を筆頭に、羽田路線が83・2%、福岡路線が88・7%など全ての路線で前年を上回っている。

 

県内の離島路線を中心とするJTAの予約数は22・5%増の10万3681人で、予約率は80・2%。今年は関西―那覇で6便、中部―那覇で4便、那覇―宮古で6便の計16便の臨時便で対応する。

 

昨年7月に那覇―沖永良部線を開設したJAC(本社・鹿児島県)は初めての大型連休の運航となり、座席数1056席に対し予約数が967人、予約率91・6%と連日満席に近い状況となっている。

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