「うた」への感謝を示そうとBEGINが呼び掛けて2001年から開催している「沖縄からうた開き! うたの日コンサート2019in嘉手納」(同実行委員会主催)が30日、嘉手納町兼久海浜公園であった。梅雨明けの初夏に輝く太陽と海風の下で、約8千人(主催者発表)の観衆がステージ上から響く多彩な音楽に聴き入った。
BEGINや歌手の加山雄三さん、ウクレレ奏者のハーブ・オオタ・ジュニアさん、伊江島出身のシンガー・ソングライターAnlyさん、県出身のバンドHoRookiesら約500人が出演した。
夕暮れの頃には加山さんが「お嫁においで」「君といつまでも」「海 その愛」などの名曲を歌い、観衆を魅了。恒例のBEGIN「マルシャショーラ」では2拍子のリズムに乗せて、「国道508号線」「笑顔のまんま」などを次々と披露し、熱唱した。澤田里恵さん(39)=読谷村=は「子どもと一緒に気軽に来られるコンサートなので、とてもうれしい」と笑顔で話した。会場ではハワイに楽器を送る「ブタの音がえし募金」も行われた。
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