【糸満】糸満市新垣で外国産飼料を使わず、自ら作った発酵飼料で鶏を育てて、卵を販売している「農水苑・虹」(前田英章代表)の、新しい卵のパッケージが完成した。8月16日、デザインの基になった絵を描いた子どもたちを「虹」に招いて、お披露目会が開かれた。
新しく完成したパッケージは「虹」に日頃から遊びに来ている子どもたちが、「虹」で働く人たちや鶏をイメージして書いたイラストを基に、豊見城市でデザイン事務所「デコール」を営む瑞慶山成人さん(39)亜矢子さん(39)夫妻がデザインした。
パッケージを手に取った藤井橙子さん(6)は「イラストがかわいいパッケージになってうれしい。お店に並んでいるのを見るのが楽しみ」と話した。
前田さんは「子どもたちのエネルギーがいっぱい詰まった絵で包まれた卵は、食べる人も元気になると思う」と顔をほころばせた。
亜矢子さんは「子どもたちだからこそ描ける絵がとてもすてきだった。いろんな人に手に取ってもらいたい」と話した。
新しいパッケージとなった卵は、9月から糸満ファーマーズなど市内の一部の店舗で販売を開始している。
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