沖縄初のプロ野球チームとして日本プロ野球機構(NPB)参入を目指す「琉球ブルーオーシャンズ」は29日、県庁で清水直行監督の決定記者会見を開いた。清水監督は「県民に応援されるチームづくりをしていく。NPBに参入し、勝てるチームにしたい」と抱負を述べた。
目指すチーム像については「私は投手出身で守備面を強化すると思うが、攻撃的な野球もしたい。自分に何が必要かを考えられる選手を育てたい」と説明。その上で「球団としてNPBを目指すが、ここからNPBに行く選手が出ることも願っている」と述べた。
会見には入団第1号選手で元ヤクルトの比屋根渉外野手も同席。「沖縄に恩返しがしたくて入団を決めた。後輩に教えられるよう頑張りたい」と決意を述べた。
小林太志球団社長は「5年以内にNPBを目指したい」と明言。11月に予定するトライアウトには約170人が応募し、半分以上は沖縄出身だという。既に1次選考を終えて約130人となっており、今後約20人に絞り込む。最終的には元プロ選手を加えた約30人を決め、12月に発表する。
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