第1期オープンとして全4区画中2区画の18店舗が開業した「国際通りのれん街」=16日、那覇市牧志 画像を見る

 

全国で飲食店を展開するスパイスワークスホールディングス(東京都、下遠野亘社長)傘下の南の島のスパイス(那覇市)は16日、沖縄県那覇市牧志の旧沖縄三越ビル館内で飲食店街「沖縄国際通りのれん街」を開業した。10月23日から一部先行開業していた「那覇市場」区画の7店舗に加え、新たに飲食店11店舗が入居する「国際通り横丁」区画が開業し、ビル1階部分に計18店舗が軒を連ねた。

 

2020年2月1日には地下1階に、沖縄料理の有名店などを集めた「琉球横丁」区画、国内各地のラーメン店が並ぶ「元祖ラーメン横丁」区画を開設する。1階と地下1階の2フロアを四つのテーマに区画分けし、最終的に計三十数店舗の運営を予定する。

 

三越跡は食をテーマにした商業施設「琉球王国市場」が地下1階と地上1、2階に入居していたが、管理・運営会社が倒産。スパイスワークスホールディングスが新たな形態での事業展開を目指し、改装作業などを進めていた。

 

「那覇市場」区画は、県産の精肉や鮮魚など沖縄にちなんだ食材を卸売りや小売りで販売するほか、料理も頼める。300グラム千円(税抜き)のステーキやハンバーグを提供する「沖縄ステーキ」や、A4、A5ランクの和牛を購入して席で焼き肉を楽しめる「みずとみ精肉店」などがある。

 

「国際通り横丁」区画は「日本全国のうまいもんを集めた横丁」と触れ込む。沖縄料理の「沖縄SOULFOODじゃむ」やうどん酒場の「香川一福」、山原島豚や山原若鶏などの「ポークマン」、牛タン料理の「牛タンいろ葉」など多彩な店舗が軒を連ねる。

 

営業時間は「国際通り横丁」区画が午前11時~翌午前4時、「那覇市場」区画が午前11時~翌午前0時(一部店舗で午前10時~午後11時)。

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