沖縄都市モノレール「ゆいレール」で10日から、全国共通の交通系ICカード「Suica(スイカ)」など10種類のカードの使用ができるようになった。同日、那覇空港駅でサービス開始を記念しセレモニーが開かれた。
10日から新たに使えるようになったのは、スイカの他にスイカと相互利用できる「Kitaca(キタカ)」「PASMO(パスモ)」「manaca(マナカ)」「TOICA(トイカ)」「PiTaPa(ピタパ)」「ICOCA(イコカ)」「はやかけん」「nimoca(ニモカ)」「SUGOCA(スゴカ)」。沖縄限定のICカード「OKICA(オキカ)」も引き続き使用できる。
沖縄都市モノレールの美里義雅社長は「駅改札、券売機前での混雑緩和は喫緊の課題だった。スイカ導入で、シームレスに快適に乗車できるようになる」と期待を込めた。同社では、1日平均8千人ほどの利用を見込んでいるという。
オキカ以外の10種類のカードは駅の窓口や那覇空港、県庁前、おもろまちなど9駅に設置している清算機などで入金する必要があり、ゆいレールの券売機では入金できない。インバウンドも利用可能なモバイルスイカやクレジット機能付きスイカも使える。【琉球新報電子版】
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