平均価格21万円下落 牛の血統矛盾発覚後、久米島で初の競り 疑いのない150頭出荷
記事投稿日:2020/03/19 14:30 最終更新日:2020/03/19 14:30
会場が不安と緊張に包まれる中、開かれた牛の競り=18日、久米島町の久米島家畜市場
久米島町で「血統矛盾」の牛が相次いで見つかった問題でJAおきなわ(普天間朝重理事長)は18日、問題公表後初めての競りを同町の久米島家畜市場で開いた。問題の家畜人工授精師(48)が種付けした81頭は上場が見送られ、血統矛盾の疑いがない150頭が出荷された。同市場の子牛の平均取引価格は前年同月を21万1073円下回る49万9551円で、数年ぶりに50万円を割り込んだ。競り開...