県産品の日に合わせ、クラフトビールセットを販売するオーナーたち=8日、那覇市牧志の浮島ブルーイング 画像を見る

 

沖縄県内でクラフトビールを造る小規模醸造所4社が、7月1日の県産品の日に合わせて各醸造所いちおしのビールを3本ずつ、計12本を詰め合わせたクラフトビールセットを限定販売する。オーナーたちは「沖縄の元気を県内外に届けたい」と話している。

 

ウォルフブロイ(那覇市)、浮島ブルーイング(同)、コザ麦酒工房(沖縄市)、クリフビール(同)の4社のオーナーが「コロナ禍の中、協力してできることはないか」とオンライン飲み会で盛り上がり、実現した。

 

クリフビールの宮城クリフさんは「ヨーロッパには小さな醸造所がたくさんありビールに多様性がある。多様性があって選択肢があることは幸福につながる。それをビールの形で発信できたら」と思いを込める。

 

県内には現在、11のクラフトビール醸造所がある。浮島ブルーイングの由利充翠さんは「これからもっとクラフトビールの世界が面白くなることをしたい」と意気込む。

 

クラフトビールセットの価格は7800円(税別、送料別)。各社のノベルティグッズがつくほか、浮島ブルーイング1年間飲み放題の年間パスポートを抽選で5人にプレゼントする。

 

100セットの限定販売。オンライン予約のみで、予約開始は10日。発送は7月1日。予約サイトはhttps://wolfbrau.stores.jp

【関連画像】

関連カテゴリー: