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新型コロナウイルスについて、沖縄県内の「新規感染者数」は、26日の発表を受けて直近1週間で41人となり、県が設定した警戒レベルの判断基準で第3段階の「感染流行期」の水準に達した。警戒レベルの判断基準では、新規感染者数が37人となった場合は緊急事態宣言の発令も視野に入る。県の大城玲子保健医療部長は「他の指標や状況に応じて検討する必要がある」とし、警戒レベルの判断基準7項目を総合的に判断する姿勢を示した。

 

7項目のうち、「入院患者数」は44人、「病床利用率」が31・9%、「感染経路不明な症例の割合」は直近1週間で43・9%、「新規PCR検査の陽性率」は22日時点で1・5%と、4項目が第2段階の「流行警戒期」に達している。26日の対策本部会議では、病床利用率など県内の医療提供体制が第2段階になったため、全体の警戒レベルを引き上げた。

 

県によると、利用できる病床は26日時点で108床。大城部長は7月末までに病床確保の必要性を強調し「軽症者用ホテルを急ぎ契約したいので、前倒しできないか交渉している」とした。

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