「強制集団死」の犠牲者悼む 渡嘉敷村内、遺族ら鎮魂の祈り
記事投稿日:2021/03/29 13:00 最終更新日:2022/04/04 16:36
白玉之塔の前で手を合わせ、鎮魂の祈りをささげる遺族ら=28日、渡嘉敷村渡嘉敷
【渡嘉敷】沖縄戦当時に渡嘉敷村内で「集団自決」(強制集団死)が起きて76年を迎えた28日、同村渡嘉敷にある白玉之塔では、雨の中、村民や遺族らが手を合わせ、鎮魂の祈りをささげた。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、村主催の慰霊祭は昨年に続き中止となったが、追悼する遺族のために村は焼香台や供物などを設置した。1945年3月27日、米軍が渡嘉敷島に上陸。日本軍の命令で住民...