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県立高校で運動部主将を務める男子生徒が自らの命を絶った問題を受け、県教育委員会は4月1日から11日まで、県立学校の部活動の在り方などを検証するために「2020年度学校部活動実態調査」を実施する。対象は県立学校85校(伊良部高、県立中3校を除く)の管理職、部活動指導者、部員、部員の保護者。体罰やハラスメントなどに関して、それぞれの立場に応じた質問にウェブで回答してもらう。集計結果は5月末をめどに公表する。

 

生徒らは各高校の校長や教頭から調査の回答方法の説明を受け、携帯電話で回答する。説明の際に保護者が回答するためのQRコードも配る。県教委は生徒が回答する際は周囲に教職員を配置しないこと、部顧問が回答状況を確認しないよう留意することとしている。

 

県教委は19日に開いた会見で、県立学校の全部活動を対象に実態調査を行う方針を示していた。県教育庁保健体育課の担当者は「短期間だが、多くの人に回答してほしい。今回の調査結果を受けて検討委員会を立ち上げる予定だ」と話した。

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