オープニングでドリフトを披露=26日、沖縄市倉敷のモータースポーツマルチフィールド沖縄(喜瀨守昭撮影) 画像を見る

【沖縄】沖縄市倉敷に市が整備を進めてきた「モータースポーツマルチフィールド沖縄」の落成式が26日、開かれた。自動車やバイクによるドリフト走行や曲芸走行のデモンストレーションがあり、式典を盛り上げた。施設は29日に正式にオープンする。

 

モータースポーツマルチフィールド沖縄は、将来的なサーキット場整備を目指す「(仮称)沖縄サーキット整備事業」の前段として整備された多目的広場。ドリフトやジムカーナなどの競技利用だけでなく、警察の技能訓練や交通安全教室など、幅広い用途での使用を想定している。

 

整備の総事業費は約6億9千万円。敷地面積は約2万平方メートル、うちフィールドが8500平方メートル。

 

この日は県内のドライバーやライダー、県警の白バイ隊によるデモンストレーションもあった。4輪レースのフォーミュラ4(FIA―F4)で年間王者に輝いた市出身の平良響選手もゲストで運転し、桑江朝千夫市長を助手席に乗せて激しい走りを見せた。

 

桑江市長は式典で「モータースポーツ振興の拠点だけでなく、交通安全の啓発などマルチな利用ができる。自動車産業による活用も期待できる」とあいさつした。

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