遺品にワクチン接種券…コロナ禍、孤独死増加か 現場に同行
記事投稿日:2021/06/11 13:00 最終更新日:2022/04/05 18:43
孤独死した50代男性の部屋を清掃するリリーフ沖縄店の儀間尊成さん。においが漏れないよう、窓を締め切ったままで作業する=5月26日、浦添市内
新型コロナウイルスの感染予防で人々の交流が減り、誰にもみとられずに死亡する「孤独死」の発生が懸念されている。自室で孤独死をした人々の部屋には、コロナ禍の影が垣間見える。遺品整理、特殊清掃を担うビージーエム沖縄・リリーフ沖縄店(豊見城市)の作業員に同行し、孤独死の現場を取材した。5月下旬、作業員が訪れたのは浦添市のアパート。対象となる部屋の間取りは1K。ベッドとテレビの間...