ハブに関する110番通報件数が5月は135件で、前月の2倍超と急増していることが10日、県警のまとめで分かった。専門家は「5月ごろにちょうど活動が活発になる。見つけたら近づかないようにしてほしい」と注意喚起している。
県警によるとハブに関する通報は、1月21件、2月12件、3月40件、4月55件だった。
県衛生環境研究所によると、ハブは夜行性で昼間は穴の中や物陰などで寝ている。ハブが潜んでいそうな場所に近づかず、夜間はライトを使い、周囲にいないか確認することが大切だという。同所の寺田考紀さんは「ハブが人間の生活圏にいたら取り除くことが望ましい。身に危険がある場合は、役場や警察に連絡してほしい」と呼び掛けた。
関連カテゴリー: