おはぎ専門店経営する78歳女性「『おいしい』が原動力!」

投稿日: 2017年05月28日 06:00 JST

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京都市東山区小松町。良縁のパワースポットとして知られる安井金毘羅宮のそばにある茶房「小多福」に足を踏み入れると、のれんの隙間から、顔をだした川崎加津子さん(78)の元気な「いらっしゃい」の声が出迎える。小多福の人気の品は、甘すぎず、どこか懐かしい味わいのおはぎ。しかも、黒と白のあんこ、きな粉、赤と青の梅、紫の古代米など8種類のおはぎだ。

 

宝石のようなおはぎを求めて、全国から客が訪ねてくるという小多福が開業したのは’09年の春。川崎さんが70歳のとき。川崎さんは、趣味として作ったおはぎを友人に配ったり、供物として寺に納めたりした。それが「おいしい」と評判になっていた。そんな川崎さんが68歳のときに敗血症に。3人に1人が亡くなるという恐ろしい病魔に襲われたことが、その後の人生を変えた。

 

「集中治療室で意識が戻ったのは、倒れてから2カ月後のことでした。一命は取り留めましたが、筋肉が衰えて、起き上がることもできない状態。でも、生かされた人生だったら、好きなことをして過ごそうと、思いいたりました」

 

そんなとき、リハビリをしていたら知人から、閉店した洋食店を借り受けて、おはぎ店をやらないかと誘われた。近所の人も、年老いた母親も、応援すると言ってくれた。「自分は商売が苦手」と思い込んでいた川崎さんだが、運命に導かれるように、長年勤めた湯葉店を退職して、一念発起で店を構えたのだ。

 

1日200~500個、8種類のおはぎを作るため、深夜から厨房に立つことも。営業時間中も、お客さんと話をしても、ひとときも手を休めない。

 

「8色おはぎを作るのは手間がかかります。狭い厨房で転んで手首を骨折したり、煮たったあんこでやけどしたりすることもありますが、絶対にやめへん。だって、おはぎは、人を幸せにする食べ物。お客さんが『おいしい』と言ってくれる声が聞けるのが、何よりうれしいんやから」

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