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(写真・AFLO)

3月2日、石川遼選手が(24)自身のオフィシャルサイトで結婚を報告した。お相手は、中学時代の同級生・Aさん。12年4月に婚約を発表しており、4年越しでのゴールインだった。そこで本誌記者は早速、彼の父・勝美さん(59)に話を聞いた。

 

「2人で話し合った結果なんです。本人同士が決めたんだから、早いも遅いもありません。だから僕は反対もしていないし、いいことだとは思っています。実は、昨年から“この日に結婚する”ということを決めていたみたいです」

 

なんと、すでに1年前から“約束の日”を決めていたという。「付き合ってからもう8年。ずっといっしょにいましたからね」と勝美さんが語るように、結婚までには苦難の道のりがあった。‘11年に交際が発覚した2人。発表したのは、母・由紀子さんだった。

 

「FAXには『石川遼にはお付き合いしている女性は存在いたします』とありました。そのうえで『不意の夜間の訪問や尾行などの、社会常識の限度を超えた取材活動が行われた事実がございました』という困惑ぶりも綴られていたのです。マスコミの取材攻勢に耐え兼ねての、やむを得ぬ形での発表だったようです」(ゴルフ関係者)

 

スポーツ紙には“結婚前提”との言葉が並んだ。だが当時、父・勝美さんは「たとえ遼が『彼女と結婚したい』と話してきても、僕は認めません」(サンデー毎日11年11月13日号)と語っていた。当時、石川は20歳。父としての心配が見え隠れしているかのようだった。勝美さんは当時、女性自身2011年11月15日号でこう語っている。

 

「結婚までには、高いハードルがあるということです。(中略)基本的に遼が15歳で優勝した4年前の『マンシングウェアオープンKSBカップ』以降に知り合った女性については慎重に選んだほうがいいと思う。本当は幼なじみとかがいいけど……。(中略)嫁の条件ですか?遼がスポーツ選手だからといって、相手に特別なものが必要なわけではありません。最後に必要なのは、お互いの愛情だけだと思いますよ」

 

実際、交際発覚後には“妊娠説”を始め、いろんな情報が。「挨拶ひとつまともにできない。何であの子なの?」という声など、彼女への否定的な意見も囁かれるようになっていたという。しかし勝美さんの言葉どおり、石川は決してぶれなかった。12年4月に婚約を発表したのだ。13年からは米ツアーに本格参戦。悲願の初優勝は遠く、結果の出ない日々が続いたが、Aさんも心変わりすることなく、寄り添い続けていた。

 

冒頭で勝美さんが語っていた、石川の“1年前の結婚の約束”。それは支え続けてくれた彼女への感謝、そして夫として奮起するという誓いの意味が込められていたのかもしれない。その約束どおりゴールインした2人。勝美さんは、本誌にこう語った。

 

「彼女はね、いたって普通のコなんです。いい意味でね。私とは別に暮らしているけど、よくいっしょに夕食を食べたりもします。まあ、とにかくいいコだと思いますよ」

――結婚することで、石川選手の暮らしはかわりそうですね?

「いえ、遼とはもう長いから、きっと結婚しても何も変わらないと思う。いっしょにいるのが普通で、日常になっているんですよ」

 

これからも2人いっしょに――。決意を新たに、石川の挑戦は続く。

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