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米大リーグ、レジャーズのダルビッシュ有(30)が捨て犬の里親になったことが米メディアなどで賞賛を受けとなり、日本でも拡散され話題となっている。

 

27日夜、ダルビッシュは飼い主を募集するツイートを発見。聖子夫人とも話あった上で、28日朝に引き取ったという。この犬はメスのピット・ブル犬、名前はセージという。3年前にもチームメートが路上で保護した犬を引き取って飼っており、今回のセージと合わせて現在6匹の犬を飼っている。

 

この犬の飼い主がある事情により飼い続けることが困難になり、「引き取り手がいないと、明日には収容所に行くことになってしまう。誰か里親になってもらえないか」と呼び掛けていた。

 

ダルビッシュはアメリカのマスコミに対し「そういう所(収容施設)で死ぬというのが嫌だと思った」とし、「遠征に出ている時は家族が世話をすることになるが、もしこの犬を誰も引き取らなかったら、この子はどうなるんだろうという事が頭から離れなかった」という。さらに、「犬を引き取る前に、世話をするために何をしなければいけないのか、ということを考える必要があり、決して人々に『彼は20匹でも30匹でも世話ができるじゃないか』とは思って欲しくはない。自分の犬は自分で世話をする、ということが肝心」と語ったという。

 

ダルビッシュは、以前から犬の里親探しに取り組むアメリカボランティア組織「PET CONNECT PESCUE」に2万7千ドルを寄付するなどの活動を行っている。

 

SNSなどでファンは「優しさこそがデキる男の証明」「ダルを見直した!」「野球以外の事でも素晴らしいですね」などの反応を見せている。

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