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日本代表が史上初のベスト8に進出し、大いに盛り上がったラグビーW杯2019。大会が終わってもブームは続き、テレビには連日、日本代表の選手たちが出演している。”ラグビーロス”に陥った視聴者たちは、テレビで選手を見続けられる状況を歓迎しているようだ。

 

だが、この状況に“待った”をかける声も。「選手をリスペクトしていない番組が多すぎる」というのだ。

 

たとえば、10月27日放映の「サンデー・ジャポン」(TBS系)。日本代表の流大(27)、北出卓也(27)、中島イシレリ(30)の3選手がラグビーコーナーに出演。ラグビーの話題が終わった後も選手たちはスタジオに残り、小室哲哉(60)とKEIKO(47)の離婚調停や、チュートリアル・徳井義実(44)の申告漏れ騒動などのニュースについてコメントを求められることに。

 

この番組構成に、Twitterでは《何のためのゲストなんや…ラグビーの話せえよ。3人かわいそうやわ》《徳井や小室の話の間も座らされてんのかわいそう 敬意なさすぎサンジャポ》《徳井さんの話するなら、ラグビー選手を帰らせてあげて~》と批判の声が上がった。

 

また11月2日から3日に放映の「FNS27時間テレビ 日本のスポーツは強いっ!」(フジテレビ系)には日本代表のリーチ・マイケル(31)、福岡堅樹(27)、堀江翔太(33)の3選手が出演。ビートたけし(72)が堀江選手を「奥さんよく一緒になってくれたよな、子供作る気にならないだろ」とイジったことで「失礼すぎる」と非難の声が相次いだ。サンジャポ同様、ラグビーコーナー終了後も、選手に他のスポーツやダンスのVTRを長々と見せる構成にも批判が集まった。

 

献身的なプレーで、史上初のベスト8という快挙を成し遂げたラグビー日本代表。偉業に感動した視聴者の「敬意を持って扱われている選手を見たい」というシンプルな願いが、テレビ局に伝わればよいのだが……。

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