3月15日、フィギュアスケート・アイスダンスのクリス・リードさんがアメリカのデトロイトで亡くなった。各メディアによると、死因は心臓突然死。30歳の若さだった。
リードさんは米国人の父と日本人の母を持ち、アイスダンスの日本代表選手として活躍。2010年のバンクーバーオリンピックに、姉のキャシーさん(32)と日本代表として五輪初出場を果たした。
その後、2014年のソチオリンピック代表にも選出。キャシーさんの引退後は、村元哉中選手(27)とペアで2018年の平昌オリンピックに出場。3大会連続のオリンピック出場を叶えた。2019年12月31日にアイスダンス競技を引退してからは、指導や選手の育成を行なっていた。
死因となった心臓突然死とは、突然の心臓病により24時間以内に死亡すること。日本では年間6~8万人が亡くなるという。
日本アイスダンス界を牽引した元選手の、突然の訃報。SNSでは、予期せぬ別れを嘆くファンが続出している。
《アスリートが心臓突然死っていうのがつらい》
《まだ若いのに…アイスダンスを引っ張ってくださった方が…》
《これからの日本スケート界を支えるはずだったのに…訃報、残念でなりません》
3月11日に更新されたブログで、来日する予定を明かしていたリードさん。早過ぎる死に悲しみが広がっている。
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