大谷翔平 年賀状は直筆…全米魅了する“母ゆずり”の礼儀正しさ
画像を見る 大谷から土屋さんに届いた直筆年賀状

 

■元主治医への年賀状には直筆で……

 

こうした大谷のこまやかな心配りに、ファンからは“すべての子どもの素晴らしいお手本だ”“投げて打って、さらに地球のことまで考えるの?”といった感嘆の声が。

 

土屋先生にも、礼儀正しく接していたという。

 

「私が名誉院長になったときは、大谷選手が日ハムの球団を代表して選手たちのサインボールをお祝いにと持ってきてくれました。一緒にツーショット写真も撮ってもらったので、いまも宝物として飾っています」

 

直筆の年賀状をもらったこともあるそうだ。

 

「18年の、メジャーリーグに行く話がまとまったころです。年賀状には『五年間お世話になりました。今年からはアメリカで頑張ります!!』って書いてありますね」

 

大谷からの年賀状を大事そうに手にして、土屋先生は笑みを浮かべる。年賀状は大谷家の家族連名のもので、手書きのメッセージが書き添えられていた。

 

土屋先生いわく「真面目で丁寧で好青年。横柄さがなく控えめだけど、フレンドリー」という大谷だが、米国で独身生活を送っており、浮いた噂はほとんど聞こえてこない。

 

「ここ3年ほど彼と会っていませんが、それ以前はまったく女性関係について聞いたこともないです。いつも通訳の男性と一緒にいるようだから、女性が近づく余地がないんじゃないかな(笑)。いまは120%野球でしょうから、恋愛する時間はないかもしれません。いつか人並に、家庭的な幸せを得てもらいたいと思います」

 

土屋先生は、同じくメジャーリーグで活躍したイチロー(47)とも対面したことがある。大谷とイチロー、2人から受けた印象は違うと話す。

 

「そのときはイチローさんが大リーグに行く直前でしたね。孤高というか、口数も少なかった。イチローさんの場合は、日本人メジャーリーガーの先駆者として全部自分で切り拓かないといけないプレッシャーがあったでしょう。そうした先輩による下地があったおかげで、大谷選手は精神的な余裕が持てているのかもしれませんよね」

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