「大谷選手も右肘の手術を受けたりと大変な時期を乗り越えていますから。今シーズン、私たち家族は中継やニュースを見て、できる限り応援しているんです。
いつも息子の翔平にも伝えています。“大谷選手が、またホームラン打ったよ”って……。きっと翔平もお空で喜んでいます」
そう語るのは、兵庫県在住の川崎静葉さん(35)。静葉さんの息子・翔平ちゃんが1歳で天国へ旅立って、2年半の年月が過ぎた。
日本時間8月31日、大谷翔平選手(27)は対ヤンキース戦で42号となるホームランを放った。アメリカでは大谷フィーバーが巻き起こっているが、選手としての優秀さだけではなく、その人格も評価されているからだという。
「子供たちに丁寧に接するのは、野球選手たちの共通点でもありますが、そのなかでも大谷選手の優しさは特に際立っていると思います。
8月23日にペンシルべニア州で行われたイベントでは、大勢の子供たちが彼にサインをせがんできました。そのなかでも体も小さく年齢も低い子からサインをしていく姿に、地元メディアが“すばらしい気遣い”と称賛しました。
大谷選手は小児医療への関心も高く、’19年9月にはチームメートたちと小児がん病棟の患者を慰問しました。彼の小児病院慰問は1年に1回ほどのペースです。小児医療支援に尽力しているのは、“翔平ちゃん”との出会いもあったからでしょうね……」(スポーツライター)
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