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日本選手団が史上最多となる27個の金メダルを獲得し、幕を閉じた東京オリンピック。栄誉を勝ち取った選手たちにCMオファーをすべく、水面下ではすでに広告業界が動き始めている。本誌は複数の広告代理店関係者への取材をもとに、CMギャラリストを独占入手した。

 

レスリング女子の川井姉妹など家族での活躍が目立った今大会。なかでも史上初の“兄妹同日金”を達成した柔道の阿部一二三(24)と詩(21)はペア起用で8千万円の値段が。オファー元には、一流企業が名を連ねているという。

 

「一二三選手は笑顔もさわやかなイケメンとあって、CMで清涼感が求められるビールなど酒類メーカーが注目しています。また妹の詩選手はチャーミングで天真爛漫なイメージから、食品メーカーからの人気が高いです。ふだんから食事に人一倍気を使っているアスリートがCMに出演すると説得力が高く、彼女がおいしそうに食べる姿も期待されているのでしょう。

 

2人は仲もよく、家庭用洗剤や家電製品といった家族向けのCMで兄妹共演すればギャラも跳ね上がると思います」(広告代理店関係者・C氏)

 

並み居る強豪金メダリストを抑えて、広告業界でも“金”を獲得したのが卓球混合ダブルス初代王者の伊藤美誠(20)&水谷隼(32)。ペアでの出演となれば、その金額はなんと1億円!

 

「水谷選手はトーク力もタレント並み。スポンサー契約している食品メーカーが“水谷隼カレー”を発売していて、テレビ出演した際は共演者やスタッフに自ら手渡すなど営業力も高いのでクライアント受けがいい。

 

伊藤選手も20歳ながら“折れない強さ”があり、“強い住宅”をアピールしたい住宅メーカーなどがすでにオファーを検討しているようですよ。また伊藤選手は幼少期に水谷選手の父親が経営する卓球教室に通うなど、交流歴が長く、絆の強さは筋金入り。日本の卓球界初の金メダルを獲得した2人がペアでCMに出演するとなれば、影響力は計り知れないでしょう」(C氏)

 

若者の活躍が目立つが、ベテランも負けていない!

 

「北京五輪でも金メダルを獲得したソフトボールの上野由岐子選手(39)は、長年にわたりチームをけん引してきた功績から自動車メーカーなどのCMにぴったりです」(A氏)

 

金メダリストたちの“新たな戦い”は始まったばかりだ――。

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