大抜擢の13歳は演技未経験の生徒会役員(写真:共同通信) 画像を見る

メッセージが伝わる演出でパラリンピックの開会式は大好評。競技では、想像を超える選手たちのパフォーマンスが続いている。そこで年齢も背景も多様なチームジャパンをご紹介。10代から50代まで、新時代を象徴する多様なメンバーの感動物語。新時代の幕開けを見逃すな!

 

【開会式・和合由依】大抜擢の13歳は演技未経験の生徒会役員

上肢下肢に機能障がいがある和合さんの演じた「片翼の小さな飛行機」に世界中が感動! 小学生時代は入退院を繰り返しながらも、吹奏楽部に入部。芯の強さが大舞台で輝いた。

 

【競泳男子100m自由形・鈴木孝幸】34歳主将は北京以来13年ぶりに金メダル

先天性四肢欠損である鈴木は、17歳でのアテネから3大会連続でメダルを獲得。英国留学中には「パラ選手をいちアスリートとして見てくれる」と感じた。

 

金メダル鈴木の飛び込み!パラリンピック新スターの超技物語
画像を見る 14歳メダリストはパラ日本最年少銀メダル(写真:アフロ)

 

【競泳女子100m背泳ぎ・山田美幸】14歳メダリストはパラ日本最年少銀メダル

生まれつき両腕がなく、脚にも障がいがあるが、「水中では障がいがないと思うほど」とコーチが評する天才。水泳を応援してくれた父は2年前に肺がんで急せい。父にささげる銀メダルとなった。

 

【パワーリフティング・三浦浩】元ボスの長渕剛に背中押される56歳

憧れの長渕のもとで裏方として働くも、37歳のときに遭った事故で下半身不随に。その知らせを聞いた長渕が病院探しに奔走し、三浦の復帰を支えた。二人三脚でのパラ出場に涙。

 

【自転車競技・杉浦佳子】40代後半から競技を始め、50歳で日本新記録

45歳で趣味の一環として出場したロードレース大会で接触事故に遭い、高次脳機能障害に。「自転車にはもう乗れない」という医師の診断も、1年弱で世界選手権を制覇した。

 

番外編として海外からも1人ご紹介。卓球エジプト代表のイブラヒム・ハマト選手(48)は、10歳で列車事故により両腕を失った。口でラケットをくわえ、サーブでは右足の指で球を上げるスタイルに世界が注目!

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