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4月10日に行われたオリックス・バッファローズ戦で、「完全試合」を達成した千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手(20)。

 

相手チームの打者を1度も出塁させずに勝利する「完全試合」は、’94年5月に元巨人の槙原寛己投手(58)が達成して以来28年ぶり16人目。史上最年少で13者連続三振を奪い、1試合で19奪三振を成し遂げた佐々木投手。オリックスに6対0で勝利し、プロ入り後初めて本拠地・ZOZOマリンスタジアムで白星をあげた。

 

佐々木投手の偉業に日本中が沸き立ち、アメリカの大手メディアもその快挙を報じた。パドレスのダルビッシュ有投手(35)も同日にTwitterを更新し、《今日の状態だとメジャーに来ても同じようなピッチングが出来ていると思います》と賛辞を送った。

 

今年でプロ3年目を迎えた佐々木投手。’19年10月に行われたドラフト会議では4球団による競合の末、ロッテが交渉権を獲得。同年11月に正式に入団が決まり、背番号は「17」に決まった。松本尚樹球団本部長は当時の会見で、背番号に込めた思いを「将来170キロを出してほしい」と語っていた。

 

「佐々木投手は岩手県・大船渡高校の3年生だった’19年4月に、球速163キロをマーク。その抜きんでた実力に、『令和の怪物』との異名がつきました。そんな佐々木投手は、’11年の東日本大震災で父と祖父母を失っています。もともと住んでいた陸前高田市から大船渡市に移住し、地元高校に通ったのです。所属球団がロッテに決まった際、『日本一のピッチャーに、チームを優勝に導けるような投手になって恩返しがしたい』と地元への思いを語っていました」(スポーツ紙記者)

 

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出典元:

WEB女性自身

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